2015年2月21日土曜日

私がしておきたいことは

だいぶ間があいたが、ようやく目処の様なものが立ってきた。医師の予想の通りであれば、来月母は死亡する。親子仲の良い方達に不愉快極まりないと思うのだが、ようやく勝てそうで嬉しい。私は事故などで急死はしたくない。死んでくれと願い続けてきた人間がようやく死ぬのだ。これを逃すなんて嫌だ。私が今、母に対してしていることは他人から好評価を受ける。全くもって納得がいかない。内実など知らず、人は苦しむ人を無理解でさらに苦しめたり、体裁を取り繕っているだけの人間を思い込みで褒めたりするのだ。これでは子供に対する虐待が見過ごされるのも当然だ。

今の私は父の死と母の闘病を自分の都合がいいように利用したいと思っている。参加したくもない飲み会は忌中と言って断り、モラハラ臭と加齢臭漂う勘助にはあからさまに拒絶的な態度をとっている。母というモラハラ女が弱ってきて、私が優位に立ち始めたことが、対人関係に影響するとは思わなかった。母以外のモラハラ者にも強気に出ることが可能になり、怯まずにいられそうだ。不安や恐怖に負けず、これをしっかりやり遂げられたら自己評価が上がるかもしれないと思っている。

モラハラ者は死ぬまでモラハラ者で、拒絶する以外にない。母のやり方は大声で喚き散らし、相手を圧倒するというものだったが、肺が機能を失うに伴いこの手が使えなくなった。相手の言葉を自分の怒鳴り声で遮り、何も言えないようにすることができないのだ。母の息切れをみながら、ようやく邪魔されずに自分の意見を言う余地を得た。

私が言っていることをただ聞いているしかなくなってどんな気持ち?
自分の言いたいことだけを怒鳴りまくって相手の口を塞いできたのに、相手の言うことを聞いているしかなくなるってどんな気持ち?

と聞いてみようと思う。返答をぜひ聞いてみたいので、まだ口が聞けそうなうちに聞いてみたい。本格的に口が聞けなくなったら、二人だけのときに母が私にしたように、一方的に私だけが言いたいことを言って母には一言も言わせずに、存在を無視するのもいいかもしれない。

そして自分にも聞いてみたい。自分の言いたいことを一方的に言って相手の意見を一切聞かず、一言でも言ったら即全否定するってどんな気持ち?と。なんだか既に胸糞悪いが、胸糞悪いことを喜々として執拗に繰り返した母が理解できない。やったら癖になるほど気持ちのいいことかもしれないので、一度は試してみようと思う。他人に対してやったら卑怯者だが、母に対してやる分には母を理解したいがためという体裁のいい理由があるではないか!と思うのだ。

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