Epimetheus

エピメテウスとは、epi後の+metheus知恵、つまり後知恵という意味。このブログに書いていることは、プロメテウスというよりはエピメテウスなのだから、エピメテウスというタイトルにすべきだったかもしれない。

エピメテウスは、厄災を箱から大量放出事件など起こしつつも、妻パンドラと末長く暮らしたようで、けっこう幸せだったようだ…私には眩しすぎる。

岩に繋がれてひきこもり、会うのはハゲワシだけの究極のおひとりさまプロメテウスの方が親近感が持てる。

ヘラクレスによって鎖を解かれたらしいプロメテウスのその後についてはギリシャ神話内では語られていない。ケイロンの不死を受けるため解放されたことにされているが、如何にも付け足しました感ありありである。自由になった後は登場していない。神話的にはアトラスのように、不死になりずっと犠牲になりました、でいいのにと思う…酷いか。

神話ではあまり出番のないエピメテウスだが、後知恵だってそう悪くはないし、このブログが後知恵そのものなのだ。このページを作り、これから後知恵に分類されるものはここに投稿していきたい。なるべく下衆ではない後知恵を目指したいと思う。

2 件のコメント:

  1. 後だしジャンケン

    絶対勝ちたい、というか勝ち負けあいこの全てを支配したい、かなりの重症。努力や才能や生まれなど全てを排した偶然が支配することさえも許せないとは。後だししたことが自分にも他人にもわかりやすいことが素敵だなぁ

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  2. 後知恵バイアス: Hindsight biasは、物事が起きてからそれが予測可能だったと考える傾向。認知バイアスとは何だ?と調べていたら後知恵バイアス発見。後知恵バイアスに関する心理学実験では、事象の予測が当たった場合に被験者は発生前よりも予測が強かったと記憶する傾向がある。事象の後に記録された予言は、後知恵バイアスの例である。
    だから言ったじゃないか!と失敗するたびに、予言したことにして失敗した私を責めたてていたなぁ…とまさに後知恵バイアスな母だったな。

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