目に見えること、今わかっていることだけでこうなってしまったのではないんだよ。あなたが知らないこと、気づいていないこともあるから、どんなに頑張っても変えることはできないんだよ。おじいちゃんのこともお母さんのこともお父さんのことも諦めなさい。あなたが諦めて何もしなくても同じことだよ、なぜかって?こうなったのはあなたのせいじゃないからだよ。究極に無力だなと思うが、子供ならそれは当然だと思う。大人が果たすべき役割が果たされていないからといって、子供に代わりに果たせるものではない。大人が家庭で果たすべき役割を果たさなくても何の罰則もない。放棄された責任を子供が果たそうとしてしまうことはありがちなことではあるが、どう転んでも果たせずに罪悪感を負うだけだ。大人が責任を負うべきではないのだろうか?子供に負わせれば確実に果たせないのに、愛情がなかったのだ。私がそれでどうなろうと関心がなかったのだ。
愛情が自分にはないと思っていた。親から愛してもらえなかったから、愛することは出来ないと思っていたのだろう。前半部分は無意識に押し込んで、愛のない人間だと自分のことを思っていた。憎しみしかなかった。愛から学ぶのが一番いいけれど、同じことは憎しみからも学べるってどこで読んだのか忘れてしまった。でも、読むべき本を読んだんだと思う。自分の努力不足を嘆いてしまうが、辿り着いて読んだ本はきっと他にもあるのだ。
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