私が困っていることに対する回答のようなタイトルに惹かれ、読む。かなり実行の難しいことが書いてあるのだが、それを攻撃と解釈しなければ、攻撃がなくなることは確かである。相手を変えることはできないけれど、自分は変えられる、の典型のようだと思う。そして自分を変えることは、やっぱり難しいことではあるのだが。
という攻撃する側の理由については、脅威を感じさせられているのはこっちじゃ!と理不尽を感じたが、確かに納得はできる。脅威をとにかく排除しようと感情的になって喚く人が多かった。そのうち人格攻撃し始めることも共通していた。仕事に関しては、私を脅しと感じない人と仕事をするしかないだろう。技術系の仕事だし、私にも勿論技術はあるし、努力して得たものを相手にとって脅威だからといって捨てる気も封印する気も私には無いのだから。仕事で攻撃されたことは私の自信を削いでしまうのだが、自分を守るため、この考え方を採用しようと思う。私の技術如きに脅威を感じて攻撃してくるような人との仕事は長続きしない。最初から諦めることにする。攻撃される理由について理解はする必要がない、そう書かれていることはかなりありがたい。攻撃の理由については、step1にまとめられているのだが、私の側からは、詮索、媚び、など相手の領域に踏み込まなければいいだけだ。それはむしろ楽で良い。正直、相手の攻撃の理由など碌なもんじゃないので、むしろ知りたくもない。
step2では「攻撃」からダメージを受けない方法が書かれているのだが、攻撃を受けた時、「衝撃」を感じてしまって、そのこと自体がとても嫌だったのだが、切り替えがとっさにできないことは仕方のないことだということが分かった、ぶつけたらしばらくぶつけたところは痛い、当たり前なのだ。もう衝撃を受けたくないと、「避ける」「心を閉ざす」「警戒的になる」「すぐ怒る」という形で対人関係が影響される、とあった。これはその通り自分に起こった反応だったと思う。情けないが、感情的になってしまうのだ。自信がすっかりなくなってしまったが、それは「ただ衝撃への反応が起こっているのだ」と知ることにより避けられるだろうか?自信喪失して悪循環の罠にはまってしまうことは是非とも避けたい、不要なことだから。自分がダメなやつだ、ゴミ屑だという気持ちが強くなったら、「衝撃」を受けなかったかどうか振り返ろうかと思う。侮辱されることに馴らされた人間にとっては、衝撃すら鈍麻によって感じにくくなるから。気づかぬうちに忍び寄る恐怖のようだ。
相手は脅威を感じて闘争か逃走しか選べなくなっていて、内心はパニック状態なのだ。溺れる者が藁にすがるように「攻撃」にすがっているのだ。相手が溺れているのは私の責任ではない。何に溺れているのか自分の土俵から観察して、どう対処するか決めたいと思う。母の場合は自己欺瞞だったので、手伝わないことにしたのだ。攻撃に対して反撃してもあまり有効ではないとあるがそうなのだろうか?反撃はあまりしてないが、反撃して安易な攻撃をされなくなったような気もする。別の人に攻撃の矛先を向けているだけなのだろうけれど。母のように親族という対人関係の場合は反撃してみるのもありかと思うのだが、反撃したことが少なすぎてよくわからない。
- 私が悪いから攻撃されるのではなく、相手が困っているから「攻撃」してくる
この見方を徹底させる。そして自己肯定感が低い人は「攻撃された」と受け止めがちだそうなので、とにかく自分を責めず、自分の価値を認めるようにする。「攻撃」してくる人は困っている人、被害者になることなくあくまで自由な他人であるべし!
しかし、自由であることが、相手が我慢していること、の場合それが「脅威」と取られることもあるのだけれど…これで「攻撃」されたことも結構あったような気がする。それでも相手が困っている人であることには変わりはないから、「お見舞いの一言」として、すみませんを言って、「かわす」を第一選択にするしかないと思う。特に仕事上の関係は、支障のない範囲で「かわす」、に変更しようと思う。これまでは「対処」を選択することが多かったと思う。今後は変えていこうと思う。実際の「攻撃」は突然加えられるし、第三者以降が加わって話がややこしくなるので、相手を安心させるとか、働きかけについてのstep4はやらないと思う。やっても無駄だという結論を自分が出してしまっていることに気づいた。
- 攻撃されても被害者役は引き受けずにいることが自信を持つ秘訣
- 自分にも他人にも敬意を持つ
まずはこれをよくよく言い聞かせようと思う。「攻撃」された時に頓服薬のように必要部分を読み返すといいと思うので、一読をお勧めしたい。「衝撃」を受けた直後だと通読は辛いと思うので、立ち直って対処しようという曉にはぜひ。
0 件のコメント:
コメントを投稿
アイメッセージのみ可。ユーメッセージ不要。言いっぱなし、聴きっぱなしのコメント欄です。返米御容赦!夜露疾駆