私は親に騙されていたと思う。親は騙したつもりはないだろう、私を使役することは当然の権利だと思っていたのだろうし、自分たちの不幸を埋め合わせるために育てたのだから、それに従わない私の方が悪いことになる。そんな親に対して、何かしてあげようという気持ちになれない人間なのだ、私は。冗談じゃない、ピント外れの恩着せで騙された私の怒りのやり場は?ずっとその怒りを自分から隠してきた。それで周りの人に迷惑もかけた。怒りを親にきちんと返せていたら、周りに迷惑をかけずに済んだのにと思う。私を騙さずにいてくれた人も、親のように私を騙した人も、どちらとも安定した対人関係を築けなかった。対人関係を維持するということに関してはものすごく中途半端だと思う。対人関係療法は私にはできない。ないからだ。
私に今あるのは怒りだ、長年積み重なった怒りだ。努力しているにもかかわらず馬鹿にされ、努力を認めてもらっても自信が持てない自分の不甲斐なさに対する怒り。相手の気持ちを優先し自分の気持ちは無視しろと要求され、誰かに助けを求めたいのに、どうやって求めたらいいのかわからない。誰かに理解され、信頼され、安心して迷惑をかけたり、かけられたりしたいのに、結局私は一人で居る。
騙されながら誰かといるよりは一人で居る方がマシと思ってきたが、なぜこの二つの選択肢しか私は持てないのだろう。誰かと信頼し合うとか、安心して誰かといるとかができないからこの二つしか選択肢が持てないのだろう。
私は変わりたい。相手に優しくしたり、思いやったりするのはやめようと思う。それで舐められて、馬鹿にしてもいい人間だと思われてしまうのだ。私が優しさとか思いやりとか思っているものは多分別の何かだと思う。相手をつけあがらせるだけの何か良くないものなのだ。攻撃しないだけで十分ではないか、立ち入ってこないだけで十分まともだと思う。対人距離とか自他境界がきちんとあるのが安心できる対人関係だと思う。
私には全然自信がない。何かをする自信がなくて、一人でいたい、誰とも会いたくないし、話したくないと思っている。もう嫌だと心底思っている。自分がどう思っているのかよくよく自分に聞いてみるとろくな答えが返ってこない。何とかしたいのに、怒りや嫌気でいっぱいになっている。自分がどんな人間か、どう感じているかを無視して、やらなくてはならないことを強要してきた結果がこれなのだ。もう消えてしまいたい。自分に何かができるとは思えなくなってしまった。
気分が不安定で、ネガティブな方向へ来たと思う。少し休んで、自分のために何かしてそれからまた考えようと思う。私の中には私を責め、苦しめることを専らにする誰かが生息しているらしい。そいつに死んで欲しい。
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